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2000年10月13日
白川 浩道 |
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| 日銀9月短観は景気の緩やかな後退を示唆 | ||
10月3日、日銀は9月に実施した企業短期経済観測調査の結果を公表した。市場では、製造業大企業の業況判断が予想以上の改善を示したことなどを背景に、景気の回復を裏付ける内容との評価が多かった。しかし、個人的には、日銀9月短観は、日本経済が今後緩やかに減速するリスクを確認する内容となったとみている。この点を、生産と製造業大企業・業況判断の関係、および在庫循環の観点から確認しておこう。
これには消費税引き上げの影響(需要先食いとその反動)があることは見逃せないが、在庫循環が基本的には資本財や生産財の循環によってもたらされている面が大きいとすれば、当時の在庫循環をそれほど特異なものと考えなくて良かろう。在庫循環でみた場合には、足元の00年Q3が97年Q2に近いイメージがあり、ごく単純に考えれば、01年Q1からの生産調整のリスクを示唆していると言えよう。 ただ、今回の循環には、消費税引き上げのようなショックがないことからすれば、在庫循環の動きは97年に比べやや緩やかなものになるとみておく必要がある。いずれにせよ、01年Q2から生産は調整局面に入る可能性が高い。日本経済は、大崩れはないにせよ、徐々に調整局面入りすることを念頭においておく必要がある。 | ||
| 以 上 | ||
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